5.香港島の茶具文具館

香港は中国本土と陸続きの九龍(カオルーン)と東京都程度の小島である香港島に2分される。どちらもそれぞれに面白いところがあるが、どちらか1つを選ぶとしたら間違いなく香港島だ。両者の違いはなんなんだろう。。。九龍が叉焼飯が似合うとしたら香港島はビールが似合うといったらいいのか。要は大陸の臭いしかしない九龍に比べ、香港島には植民地時代の昔なつかしき英国の憧れが今なお漂う。ショッピングセンターだけ歩いていてもその違いはわからないけど、街をぶらぶらしているとたしかにそのちがいが肌から伝わり、自分の好みが判る。その結果次の香港旅行の滞在ホテルの決め方はをまずどっちの地域にあるかを始めにチェックし、その次に予算をにらんで決めるというやりかたになる。2回目以降旅行の方はいま泊まっているホテルの地域がすなわちあなたの香港島派か九龍派かのリトマス試験紙なのだ。
香港島のオススメスポットをを1つだけ挙げるとすると、香港公園の中にある茶具文具館。よっぽどゆったりした旅程でないとさすがに来れるところではないが、文字通りお茶やその道具をその歴史とともに紹介しているミュージアムである。ここはその立地や建物のデザイン、大変品の良いたたずまい、展示品がまだ「生きている」ことから伝わるリアルさといい東南アジア凡百の美術館に勝る出色のミュージアムだ。入場料が無料なのも嬉しい。また今の台風の季節にはどうかわからないけど、近くで結婚式をしたカップルが記念写真をとるメッカでもあり幸せそうな素敵な新婚さんにもよくお目にかかる。それをみているとただですら暑い香港がますます暑くなってくるのだ。

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