1.スターフェリーは2等が楽しい

香港では乗り物が面白い。日本と違ってタクシーは初乗り200円程度で気軽に乗れる。バスやミニバスは新しいものからスクラップ寸前のものまで平気で走っていてその落差がまた楽しい。MTR(地下鉄のこと)は便利だしとても安い。空港と市内を結ぶエアポートエクスプレスは乗り心地が良い。しかし何といっても圧倒的な存在感と楽しさは香港島と九龍(尖沙咀)を海で結ぶスターフェリーだ。
そのスターフェリー、以外に知られていなのだが尖沙咀-中環を結ぶ路線には1等、2等の区別がある。いわゆるUPPER DECK(上層)とLOWER DECK(下層)で2等の入り口は端の方にひっそりとあるので2等の存在自身知らない人も多い。実際のところ観光客の身なりをいている人たちは例外が無いくらい1等に乗っている。料金は1等(HK$2.2=22円)、2等(HK$=15円)と共に信じられないくらい安いので値段差はほとんど無いようなものだ。
それでもおもしろいことに乗っている人たちははっきりと区別される。2等のお得意さんは何といってもフィリピン人のアマさん(お手伝いさん)で、多くのアマさんが乗り合わせているときなどタガログ語が飛び交いどこの国にいるのか分からなくなるほどだ。英米人はまず見かけない代わりに庶民的な人たちやいろいろな国籍の人は多く乗り合わせている。さながら”深夜特急”で有名になったネイザンロードの無国籍ビル重慶大夏を持ってきたようだ。下層なので海面がすぐ見え、波が荒いと水しぶきがかかってくる。15円でトリップできるスターフェリーLOWER DECK(下層)は香港での街あるきの何よりのオススメだ。

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